本文―仙台人ではなかった?―

さて、ここ最近牛タンについて引っ張りまくっていますが
そろそろ、無理があるんじゃないか? という
悲しいお達しが来てしまったので、今回で完結させようと思います。

さて、前回のお話では
牛タン誕生秘話までお話したわけですが
今回は、それがどのように名産品と呼ばれるまでになったのか
この辺の事を話していこうと思います。

牛タンは、誕生当初地元の人には見向きもされなかったそうです。
その理由として、当時の一般家庭ではあまり外食をする習慣が無く
爆発的に流行るものではなかったとか。
それが流行るきっかけになったのは、仙台に住む以外の人達
所謂、観光者の方々や、地方への出張のため、仙台を訪れた人達に食され
それが評判となって今に至る、という成り行きがあったらしいのです。


今でこそ仙台名物となっている牛タンですが
仙台人の中で広がる前に、日本中に広がっていってしまった
そんな面白い経緯があるという事は、意外と知られていないようです。
他の県の名産品も、そういった経緯を持っているとしたら
色々と、調べてみるのも面白いかもしれませんね。


……あれ、ここまで引っ張ってきた割に
オチが、オチが無い。


執筆者:ゆう