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今年の夏は非常に湿気が高く、ムシムシとしていますね。
七夕が開催されていた前後はカラっとしていたのですが
終わった途端に蒸し暑くなってきましたので、少々辟易としております。


そんな中、先日のお話です。
仙台在住の方々なら、記憶に新しいものと思われますが
湿度が高かった為か、仙台中心部に物凄い霧が発生いたしました。
なんじゃこりゃあーー! どこのロンドンだよ!?
と、一人で勝手に戦慄していたのですが
湧き上がる好奇心を抑えきれず、夜だというのにお散歩へ。
そしたら、もう周りが全て霧。霧霧。ミスト。
50M先はもう、まさに霧の迷宮! 霧の町ロンドン!
中々お目にかかれる光景ではないので、ワクワク心は増すばかりです。
そんな時、ふと空を見上げてみると
お月様が、非常に淡い光を放ってユラユラと揺れていました。
風で霧が揺らされて、それは丁度朧月のように見えました。
これが中々に風流でして、
カメラを持っていたら思わずシャッターを切っていたことでしょう。
劣悪な暑さの中にも、良い事は転がっているようです。
たまには、夜道で空を見上げてみるのもいいかも知れませんね。


……仙台七夕に赴き、上ばっか見てたので首が痛くなった――
なんて人も、いるみたいですから。「たまに」ってのが大事ですよ。
(首にサロンパスを貼りつつ)