取材日和

どうも、すっかり筆不精のゆうです。
社長よりはマシなので、まあいいやと自己納得。
本日は、暑かったですねー。もうそろそろ夏なのだと
気分がブルーになってくる今日この頃です。


さて、そんな暑い中、社長と共に
取材をするべく、ご一緒いたしました。
本日は、とあるお寿司屋さんにお邪魔致しました。
本来ならば、自分のような貧乏人には手の出ないようなお店ですが
なんと、親方直々にお寿司を握り、ご馳走してくれると言うではありませんか!
いやー、これは嬉しい申し出です。


写真の撮影、お寿司の撮影も終り
早速頂いて見る事にしました。
……うん、これは美味いっ!
流石街中のお寿司屋さん、良いネタを使っております
人目が無い所に居たら うままままっ と叫んでしまいそうです
あまつさえ、「うまいぞぉぉぉーーーっ!」
味皇様と化してしまうかもしれません。


そんなお寿司だけでもお腹一杯なのに
ちゃんとお茶を出してくれるというこのサービスの良さ!
マチャアキだって三ツ星くれるさッ!
いやいや、今日は本当に良い一日だ……
(ズズ……(お茶を啜る音)
…………?
ほう、これは変わったお茶を使っているなあ
この、鼻の奥にスゥっと抜ける磯の香り……
お寿司に会いそうだなぁ……
うん、このふんわりと香るかつおぶしのと昆布の風味……
そしてほんのりと舌の上に残る塩の味……
フフフフフフ……
………………


ガハァアッ


これ違う! お茶違う!


出汁!


出汁だこれーーっ!?


このオチの所為で全てが台無しに……!
こんなの、フィクションの中の世界の話じゃないですか
でも、実話なんですよ、実話ッ!
あまりのショックに0コンマ1秒で親方に、これ出汁だー!
と突っ込みを入れてしまいました
憎い、この私の芸人体質が憎い!
そして、この必ずオチがつく私の運命が憎い……!

親方の、苦笑いが、僕には、とてもまぶしかったんだ……