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本来はダイヤモンドシティエアリについて書くはずだったのですが
こっちは旬のネタなので、先にこちらを。
今回は桜、所謂お花見の名所のお話です。


仙台にも桜の名所と言えば
榴ヶ岡公園など、色んな場所がありますが、
私が一押ししたいのは、やはり古くから知りおよんでいる
西公園天文台跡です。
青葉山に近い、景観には緑も多く
遠巻きに見れば薄桃色と山の緑が非常にマッチしており
素晴らしい光景になっております。


こんなビルとの対比も一風変わった情緒があります。


この西公園は
仙台桜の名所のひとつとして知られており
お花見シーズンになれば、数々の出店で賑わい
花より団子、という人も文句なしの名所となるのではないでしょうか。


もう一つの特徴としましては、こちら

昔風情溢れる茶屋があるという事です。
こちらのお店は源吾茶屋。古くは明治時代から
この地に居を構える老舗茶屋です。
様々な種類のお餅が販売され、花見を寄り一層華やかなものとしてくれる事でしょう。
密かにラーメンも好評なのだとか。


仙台駅から青葉台公園行きのバスに乗り3駅目と
若干、交通の便に疑問を感じる場所ではありますが
ループル仙台などを使い、観光がてら足を運んでみるのは如何でしょう。
現在の桜の咲き具合は、満開の一歩手前のようです。
見に行くならば、そろそろ良い頃合だと思われます。

変り種の桜

桜の名所にはその名所ごとに植えられている桜が違うそうです。
例えばソメイヨシノ、スダレザクラ。
西公園でも、一本だけですが変わった桜を発見する事ができました。

それがこちら、愛姫櫻(めごひめざくら)
日本三大桜の一つ、滝桜。その子孫との事です。
植樹されたのは去年の冬、今年からの桜のニューフェイスです。

愛姫というのは伊達政宗の正妻から名前を頂いたそうです。

密かな穴場

さて、西公園と言いますと
桜の名所として有名だという事は前述の通りですが
名所だけあり、やはり非常に混みあいます。
そこで、西公園、その近辺にある隠れた桜の名所を紹介してみようかと思います。

こちらは大橋。袂にある桜の樹です。
近くにはベンチもあり、ちょっとお弁当を食すには
おあつらえ向きの場所かもしれません。
その他、河川敷にも桜が植樹されている場所が数箇所あり
大橋の景観と共に、桜を楽しむ事ができます。

続きましてこちら、追廻城下町。
長沼に沿った道に、桜の樹が何本も植えられており
花びら舞う頃には、沼に浮かぶ桜の欠片に
普段とは違った儚さを垣間見れる事ができるかもしれません。